勉強のアレコレ

Tips for Study


 

現在、編集中ですm(_ _)m

 

ここでは、

 ・栃木県芳賀地区在住

 ・学校は公立小中高

 ・標準的な学力

をモデルケースとして

 

☆ どうすれば勉強面で最大限のメリットが得られるんだ?

☆ そもそも塾に通う必要はあるのか?

☆ いい人生を手に入れるにはどうすればいいんだ??

 

という目線で攻めていきたいと思います。

 

塾経営を30年やって悟ったこと、自分自身の子育ての振り返り、企業での採用/人事の経験、などをベースに私個人の考えをかなりかなり率直書いています。

 

ちなみに世帯収入は平均よりもかなり低め(←我が家)という前提で、「お金はないけど子どもにはなるべくいい人生を歩んでほしい」という、弱者(←我が家)の戦略にふさわしいやや強引な目標設定になっております。

 

学力も資金も潤沢なご家庭には違う選択肢がありますので、読むだけ時間の無駄かもしれません。m(_ _)m

 

 

いずれにしても、勉強や学校教育の現実、正しい塾選びや塾との付き合い方などの参考になれば幸いです。

 

 

8/23現在、視点と内容の見直し/変更を行っております。

徐々に書いていきますので、少々お待ち下さいm(_ _)m

 

 


大学進学に必要なもの

 子ども → 学力

 保護者 → 資金力

 

 

奨学金の利用を考えていらっしゃる方へ

奨学金は大学入学後の5月が初回振込です。従って、大学入学するまでの費用、すなわち

 ・受験料と受験地までの交通費、宿泊費

 ・合格後の入学金や教材費、整備費、後援会費、パソコン代・ネット回線料

 ・アパートやマンション、学生寮の契約費用、引っ越し代、家具の購入費

 ・アルバイトの給料が振り込まれるまでの生活費・・・etc

 

(一例)

入学金25万円、前期授業料60万円、後援会費・設備費・生協・各種保険など20万円、入寮・アパート初期費用40万円、教材費・PC代20万円、受験料・交通費・宿泊費・引越し費用15万円、アルバイトが始まるまでの生活費10万円・・・合計190万円。私立大学を複数受験して合格した場合で合計210〜250万円。

 

これが、大学に入学するために必要な費用=奨学金を受けるために必要な費用、になります。 

入学直後の5月頃には前期授業料の振込用紙が届きますので、私立理系だとさらに約70万円ほど必要になります。

 

 

 

まとめ

非常に頭が痛い現実ですが、これはもう、子どもが小学生になったら毎月3〜4万円貯めていくしかありません。そうすれば高校卒業までの12年間で400〜600万円貯まる、はずです。

 

とはいえ、我が家のように所得が少ない家庭にはあまりに過酷な金額・・・です。

 

そこで、このページでは学費がかさむ中学高校での塾代をできるだけ抑える方法を提案していきます。

その前にちょっと予備知識を装備していきましょう。下に続きます。

 

 


 

 

まずは、大学進学を確実に成功させるために、意外と知られていない、勉強面における「各学校間の結びつき(結合度)」について書いてみます。

 

 

 

 

小学校→中学校 ・・・ 結びつきが弱い

小学校と中学校では、勉強内容も勉強方法もかなり違うため、勉強面での結びつきがそれほど強くありません。このため、小学校での成績が良くても中学でも良い成績が続くとは限らない・・・という点に注意が必要です。

 

また、小学校では中学に向けた指導はしませんが、中学では小学校で習った内容はある程度身についている、という前提で授業が進みます。このため、普通に勉強しているはずなのに、いつの間にか(多くは中1の7月頃に)苦手になっていた・・・ということが毎年起こります。特に英語と数学は要注意です。

 

 

中学→高校 ・・・ 結びつきが強い

高校の授業内容は中学よりも難しく、中学で学んだ内容がしっかり身についている、という前提で授業が進みます。このため、中3での得意不得意がそのまま高校の成績に直結します。

 

高校では、中学で苦手だった教科がさらに苦手になり、得意だった教科も苦手に・・・というケースも少なくありません。理科系は特にそうです。逆に、苦手だった教科にミラクルが起きて見事V字回復!!・・・はありません。

 

高校での成功は、中3での学力をどれだけ高めるか、がすべてです。

 

 

まとめ

大学進学を(高卒で好条件の就職先への就職も)成功させる最大のポイントは、中3のときの学力を最大限高めておくことですが、そのためには中2の学力を上げておくことが必要であり、そのために中1の学力がすべて、ということになります。とりわけ、中1初期の学力(≒勉強方法)がその後の進路に非常に大きな影響を与えます。

 

結論は、中学入学と同時にロケットスタートできるように6年生のうちに準備を完成しよう!ということになります。

 

 

 


この時期の子どもたちは何をすべきか?というと、ズバリ「いろいろな経験」です。

 

キャンプやアウトドアなどの自然体験でもいいし、博物館や美術館、国の研究施設の一般公開など知的なものもお勧めです。

 

実際にやってみる経験が大事であって、課金するかどうかは問題ではありません。従って、親子で楽しめる散歩やガーデニング、料理などちょっとしたスキマ時間でできるもので十分です。

 

小さい頃の豊かな体験は、大きくなってから物事を多面的に考える姿勢につながリ、むずかしいことを理解したり複雑な問題を解決しようとするとき、あらゆる知識と経験を総合的に駆使して乗り越えるチカラになります。

 

ゲームや動画も悪くありません。普通では体験できないことを擬似的に体験できるからです。

しかし、それだけに偏るのはダメです。ゲームもする自然体験も知的体験もする、というバランスが大事です。

 

 

まとめ(子ども編)

 いろいろな経験をさせてあげましょう!

 将来高く伸びるには、今、大きな土台を作りましょう!

 

 


「塾」に通うべき??

 

結論

 四則計算や基本的な漢字が平均的にできていれば特に必要ありません。

 

他のお子さんが塾に通っていると聞けば、「あ、やっぱりうちも・・・」と思うのは自然ですが、競ったり、流されても良いことはありません。

 

まず、お子さんに聞いてみて「行ってみてたい!」という返事があれば、とりあえず短期間通わせてみる、というのはアリです。途中でやめてしまってもかまいません。間違いなく経験値は上がります。

 

しかし、よその子が塾に通ってるからうちも・・・というのは絶対にやめましょう

子どもは、「自発的な学びがなければ得るものなし」だからです。

 

 

5年生までの塾通いは、その後の学力にそれほど大きな格差を生みません。

勝負は6年生の1年間です!

 

 


そろばんは役に立つのか?

 

結論

小学生のうちは役立ちますが、数学ではそれほどでもありません。

 

小学生のうちは基本計算が多いので、そろばんを習っていると計算が早く正確にできるので、有利になるのは確かです。しかし、無理に通う必要はありません。

 

中学生になると基本計算は小学生の時よりもかなり減り、一方、新たに理論的な考え方や数学的な学び方が必要になります。学年が上がるにつれてさらに複雑で多くの理論が必要になり、計算能力の優位性が下がリます。

 

実際、そろばんを習っていたのに数学が苦手になる・・・という子は多いです。これはその子の能力などではなく、そろばんと数学の結びつき、数学におけるそろばんの優位性が下がってくるためで、自然なことです。

 

そろばんを習うことは無駄にはなりませんが、成果はある程度限定的だと割り切る必要があります。

 

 


習い事は必要か??

 

 結論

無駄にはなりませんが、必須でもありません。

 

学問やスポーツ、文化や芸能などは、自然遊びや家でのお手伝いと同じで、経験値を増やす=多面的な思考力や創造力を育てる、という点では良いと思います。今まで気づかなかったお子様の一面や潜在能力を見つけられる、かもしれません。

 

しかし、6年生になったときに全力で中学準備ができるだけの余裕は必ず残してください。

人生の勝負は6年生の1年間にかかっています。

 

 

 

 

やるべきこと

 中1英語・数学の先取り (一択!)

 

 

6年生の1年間は、学力面から人生を飛躍させられる一度きりで最大のチャンスです。

 

塾は中学生になってからと考える方が多いですが、実は6年生の1年間だけしっかり塾に通うことで、中高6年間の塾代がほとんどかからずに済むようになります。6年生の1年間のご負担が、中高6年間の支出を抑えることができるわけです。

 

さらに、苦手を解消してから得意になるまでのコストは、勉強が苦手にならないようする対策費に比べて数倍から数十倍かかります。大学進学費用を準備するためにも、ここはしっかり押さえておきたいポイントです。

 

 

 

さて、6年生で学ぶべき内容ですが、中1英数の教科書内容を隅々まで細かく学ぶことよりも、中学校では教えてくれないことで、かつ中学校で必要になることをしつこいくらいに教えて、しっかり定着させることです。

 

たとえば英語。小学校では「中学に備える」という前提での指導は行っていませんが、中学では「そんなことは小学校で習っているはず」という前提で授業が進みます。

 

子どもたちにしてみれば、習ってないも同然のことがしっかり身についている前提で授業が進むため、たちまち苦手に陥ります。最初の定期テストでは、アルファベットやかんたんな英単語が中心なので「なんだ、英語なんて楽勝じゃん」と思いがちですが、2回目以降は文法問題なども組み込まれて一気に難化します。

 

実際、毎年、中学最初の夏休みに入る頃には、授業内容がほとんど消化できなったり英文が書けない子が激増します。

 

さらに都合が悪いことに、英語は中1から高3までの6年間のどこかで、一度でも本格的につまづくと自力ではほぼ回復できなくなり、塾などで苦手を解消して得意教科にしようと思うと相当コストがかかります。英語たった1教科の得意不得意だけで、行ける高校や大学が1ランク変わってしまいます。

 

 

数学も同様です。説明が長くなるので詳細は割愛しますが、数学を得意にするには、教科書に書かれていない、中学の授業では教えてくれないコツをどれだけしっかり教えてもらえるか、です。この点については、数学で大苦戦した経験をもっている先生に教えてもらうのがベストです。

 

 

 

最後に、6年生で「中1英数を先取りするもうひとつの必要性」を書いておきます。

 

中学生になると、勉強内容や学校生活、友達関係、生活リズムなどあらゆる面で環境が大きく変わります。このため、メンタルに不調をきたして授業に遅れてしまったり不登校になるケースさえあります。いわゆる「中1ギャップ」で、これは非常に深刻な問題です。

 

しかし、万が一、授業を受けることができなくなってしまっても、6年生のうちにしっかり先取りしておくことで十分な学力が担保できます。自立学習ができるようになっていれば、自宅でも正しい方法で勉強を進めることもできます。

 

 

 

 

 

 

県立高校合格ライン

 芳賀郡および近隣地域の県立高校の一般入試における参考点です。

 

特色選抜 志願理由書 

 県立特色選抜および私立高校に合格した先輩たちの志願理由書(例)です。

 

特色選抜 面接対策

 特色選抜入試における主な質問と回答例です。

 

特色選抜 作文・小論文対策 

 特色選抜入試における主な質問と回答例です。

 

特色選抜 作文・小論文 過去問(一例)

 芳賀地区内の高校で実際に出題されたテーマの一覧です。

 

高校入試の参考資料

 入試スケジュール、選抜方法、調査書など参考資料です。